一年の感謝と反省と賛美
「わがたましいよ主をほめたたえよ。主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」
詩篇103:2
1.感謝
最後の主日礼拝を迎えました。説教題は<一年の感謝と反省と賛美>です。まず<感謝>。2節。「主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」私たちは今年、たっくさんの感謝な事があったと思いますが、私たちは本当に感謝を忘れやすい。むしろ口から出るのは文句と不満ばかりになり易いので、ぜひ一人一人、今年の恵みを数えてみて下さい。教会全体としても感謝が多くありました。5節「あなたの一生を良いもので満ち足らせる。」
2.反省(悔い改め)
次に<反省>。自分自身振り返って反省すべき事と言えば、一つ一つの事にどれほど「愛」を込めていただろうか、という事です。忙しいと仕事を「こなす」事で頭と心がいっぱいで、心がこもっていない場合があります。Ⅰコリント13章に「もし愛が無ければ、いっさいは無益である。(口語訳)」とあります。極論すれば私たちの働きに愛や心がこもっていないならロボットの仕事と変わらない。勿論、心を込めたつもりですけども、そこは省みるべき点だと思わされています。皆さんもそれぞれ反省すべき事、悔い改めるべき事があれば、主の前にちゃんと「ゆるして下さい」と言った方がいいと思います。「私は何も悪くないっ」、そんな人はいません。私たちが悔い改める時、主は全て赦して下さいます。8~10節。「主はあわれみ深く情け深い。」「私たちの罪にしたがって私たちを扱うことをせず私たちの咎にしたがって私たちに報いをされることもない。」
3.賛美
13節「父がその子をあわれむように主はご自分を恐れる者をあわれまれる。」天のお父様は子どもである私たちに対して、「お前と言う子は、本当にダメな子だ。何をやらしてもダメだし、悪い子だし、何もかもダメダメだ。このバカ息子、バカ娘がっ」とは言われないのです。実際はダメな部分や罪深い部分がいっぱいあるけれども、そうじゃない者のように、ゆるして扱ってくださるという事です!17節「主の恵みは とこしえからとこしえまで。」そのような訳ですから、最後は「賛美」しかありません!22節。「主をほめたたえよすべて造られたものたちよ。主が治められる全てのところで。わが魂よ主をほめたたえよ。