今週の礼拝メッセージ
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「神様の忍耐強い子育て」
2025.11.30 土屋開夫師
聖句:“わたしは、高く聖なる所に住み、砕かれた人、へりくだった人とともに 住む。へりくだった人たちの霊を生かし、砕かれた人たちの心を生かす ためである。” (イザヤ57:15)
1.神様の子育て
今年もクリスマスを待ち望むアドベント(待降節)に入りました。題はこのよう につけましたが、神様は天地創造の最初の時、私たち人間をご自分に似せて、神に かたどって造られた、生んで下さった訳です。言わば神様をモデルにして、最高の 存在として造られた訳ですから、特別な存在価値がある訳です。愛してやまない。 けれども、子どもというのは産むのも大変だけれども、育てる方がもっと大変! 結局、神様はずーっと「人間」の子育てをしておられるんじゃないか。人間の歴史 というのは、神様が人間の教育を忍耐強くしておられる事ではないでしょうか。
2.私たちの歩みを守り導く
その中で、イザヤ書では、全人類を代表してイスラエル民族の事が出てきます。 まあ、このイスラエル民族という「子育て」も、神様は本当に大変だと思います。 昔から特別に教育して来たのに、なかなか正しく育たない訳です。 それでも、 神様はその我が子を捨てません。愛することを止めません。 14 節、 “―主は言われるー「盛り上げよ。土を盛り上げて、道を整えよ。わたしの民の道 から、つまずきを取り除け。」” 我が子の人生のつまづきとなっている物、悪い 物、邪魔している物を取り去れ、と。 父なる神様は、私たち一人一人を子育て しながら、色んな出来事を通して教えながら、神であり親であるご自分に向かって、 真っ直ぐに心を向けて歩んで欲しい、そう願っておられるのではないでしょうか。
3.へりくだった人を生かす
“わたしは、高く聖なる所に住み、砕かれた人、へりくだった人とともに住む。 へりくだった人たちの霊を生かし、砕かれた人たちの心を生かすためである。” 私たちは、最初は神様の前にへりくだっていない、心が砕かれていない、頑固な 石のような心。自分の小ささ、弱さを知らないで、神様の前に高慢です。 けれども神様は、色んな経験を私たちに与え、苦しい経験も与えて育て、私たち が、小さな神の幼な子である事を教え、心の砕かれた者の霊を生かされるのです。 忍耐強く私たちを愛し続け、育てて下さる、この父なる神様の前にひれ付して、 生きてまいりましょう!

2024年 鎌倉深沢教会聖句
見よ、わたしはすぐに来る。
(ヨハネの黙示録 22章7節)