１．信仰の旅の始まり
　前回イスラエルの民はエジプトから、神様の力によって脱出しました。神様は海の中に「道」を作って下さった！神様は現代においても、私たちのために「道」を開いて下さる、という事をお話しました。この海の中を渡るというのは「洗礼」を表しています。洗礼によって、クリスチャンとしての歩みがスタートします。


２．試練の時は
　彼らの故郷・カナンの地を目指す信仰生涯の旅がいよいよ始まりました。私たちに当てはめるなら、「天国」を目指す地上の旅です。でも勿論、苦難があります。クリスチャンになったからと言って、楽々という訳に行きません。信仰生涯に試練はつきものです。信仰の旅とは、信仰を成長させるための旅にほかなりません。では試練の時はどうすればいいでしょう？人に愚痴や不満を言っても何の解決もありません。試練に会った時は、神様に祈ればいいのです。


３．健康の秘訣
　ところで元気に旅を続けるためには健康が大切ですが、必要な事が二つあります。


①病気にならない事。健康を願う人は日頃から気をつけています。神様は民に健康的かつ衛生的な生活を送るよう命じておられます。また一週間に一日・安息日を覚えなさい、と言うのも伊達ではありません。現代人の病気の大きな原因はストレスです。神様が「週に一度休め」と言われるのは、まず神様を礼拝する事によって魂に安らぎを与えるためです。神様を中心とした生活を送る事を通して、神様は私たちの心と体を日々癒されるのです。


②栄養を毎日しっかり取る事。神様は「マナ」という食物を与えて下さいました。このマナは、神の言葉を象徴しています。「人はパンだけで生きるのではなく、人は主の御口から出るすべてのことばで生きる」（申命記8：3）。私たちクリスチャンも救われた後、信仰生涯の旅を続けるには「御言のパン」が要るのです。しかも「毎日、その日の分を集めなければならない。」聖書の御言は、生ものです。神様はその日の分の御言の栄養を与えようとなさいます。私たちの心が養われるのは、天からの御言でなければダメなのです！私たちは、主によって、その魂を健康的に歩ませて戴きましょう！