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未来の驚くべき希望

その日には、人間の高ぶりの目は低くされ、人々の思い上がりはかがめられ、主おひとりだけが高く上げられる。

イザヤ2:11

1.セカンドアドベント
 アドベントには二重の意味があります。一つはクリスマスを待ち望む意味。もう一つは、イエス様がこの世の最後に再び来られる「再臨」を待ち望む意味です。このイザヤ書のスゴイところは、そのどちらの事も預言してあるという事です。今日の2章は、正にイエス様が再臨される時の事が書いてあります。この世の最後の時代、イエス様は目に見える姿で、しかもまぶしく輝く姿で、天から下って来られます。その時、世界中は腰を抜かして驚く事でしょう。


2.世界の王となられる主
 その後、イエス様は全世界の王として、しばらく地上を治められます。いわゆる千年王国時代です。その中心地はエルサレムです。そして世界中の人々が、そこに巡礼しに来ます。3節、「さあ、主の山、ヤコブの神の家に上ろう。主はご自分の道を私たちに教えてくださる。私たちはその道筋を進もう。」そしてイエス様は、世界の王として国々を裁かれます。何よりスゴイ事は、もう世界から戦争が亡くなる、という事です。4節、「彼らはその剣を鋤に、その槍を鎌に打ち直す。国は国に向かって剣を上げず、もう戦うことを学ばない。」


3.御心の実現
 これらを読んで、皆さんはにわかに信じ難いかも知れません。「そんな事が本当にあり得るだろうか?」と。今の現実の世界を見るなら、そう思って当然でしょう。けれども、逆に私は思います。今の世界のままで人類が終わりだったら・・・、神様がせっかく造った世界も、神に似せて造られた人類も、このままバッドエンドを迎えるとしたら、そっちの方があり得ないと。創造主である神様が、未来をも見通す神様が、世界を、人類を、このままで終わらせる筈が無いのです。神様が本当に願っていた世界、一人の王に治められ、人間同士が平和に生きる本当の世界・・・それをこの地上で最後に実現なさるのです!


4.御国を来たらせたまえ
 この章に繰り返されている言葉は、「その日には、人間の高ぶりの目は低くされ、人々の思い上がりはかがめられ、主おひとりだけが高くあげられる。」私たちは、主の再臨を待ち望みつつ、この未来に目線を置きながら今を生きる事が重要です!

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