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神様の不思議な計画

その夜、主がパウロのそばに立って、「勇気を出しなさい。あなたはエルサレムでわたしのことを証ししたように、ローマでも証しをしなければならない。」と言われた。

使徒行伝23:11

1.自分の想定
 一人一人の人生には、生まれる前から、神様のご計画があります。パウロもそうでした。前はクリスチャンを迫害する人でしたが、天からイエス様のまぶしい光に照らされ、全く生まれ変わり、誰よりイエス様を証しする人になりました。そんなパウロはこれまで3回の伝道の旅をし、そして聖霊様によって「ローマにいかなければならない」という思いが与えられました。19:21。でも、どうやってローマに行くのか?普通に考えれば、今まで同様、舟を使ったりしながら、自分の足で、自分の意志で行こう、と考えたでしょう。


2.神の計画
 ところが、パウロがエルサレムに戻って、神殿にいた時、大変な事になりました。ユダヤ人達に殺されそうになり、危機一髪、ローマ兵に助け出されました。その後、取り調べを受けるためにカイサリアに護送されましたが、なんとそこに2年も監禁されました。ローマで証しするという主の計画はどうなるのでしょう。ある夜、イエス様がパウロのそばに立って、言われました、「勇気を出しなさい。あなたはエルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない。」パウロはイエス様に励まされ、勇気が出た事でしょう。そして、きっと神様には何かご計画があるんだ、と信じた事でしょう。動けない、何も出来ない、ただひたすら神の時を待つ、というのはシンドイことです。けれども、その間に思いがけない知恵が与えられたのでしょう。次の裁判が行われた時に言いました、25:9~12。「(私はローマ市民ですから、ローマ皇帝のカエサルに裁判されるべきです。)私はカエサルに上訴します。」そしてなんと、パウロはローマまで船で連れて行かれる事になったのです。結果、パウロは神様の言葉通り、囚われの身でありながら、イエス様を証しするのです。


3.勇気を
 皆さんにも、思いがけない神様のご計画があります。そしてイエス様はいつも信じるあなたの「そば」におられ、「勇気を出しなさい」と励ましておられます!

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