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どんな時代でも、主がともに

しかし、最後まで耐え忍ぶ人は救われます。

マルコ13:13

1.神殿は崩れた
 今週6日、9日は広島、長崎に原爆が落とされた日。15日は終戦記念日です。今日の聖書箇所は、イエス様がこの世の終わりの時について語られた箇所です。話のきっかけは弟子の何気ない言葉でした。エルサレムにある「神殿」という立派な建築物は、言わばイスラエルのシンボルです。鎌倉や横浜、東京にも町のシンボルのような建造物があるでしょう。それは、町の「誇り」でもあるでしょう。ところがイエス様は、「この大きな建物を見ているのですか。ここで、どの石も崩されずに、ほかの石の上に残ることは決してありません。」と言われました。やがてこの神殿は完全に崩れ去る時が来る、と。世界中の大きな建造物も次々崩れ去る日がきっとくるでしょう。


2.世の終わりの前兆
 そこ弟子たちが思わず訪ねました、「いつそのような事が起こるのですか。」イエス様はこの世の終わりの前兆について、見事に予告されました。

①「偽キリストが大勢現れる」

②「戦争と戦争のうわさを聞く」

③「あちこちで地震、飢饉がある」

④「クリスチャンの迫害と証し」

⑤「多くの人々の愛が冷える」

⑥「反キリストが登場する」

⑦「天変地異が起きる」

そしてその後、イエス様が再臨される!


3.主が共に
 けれども私は今日皆さんに「大変な事が起きますよ、恐いですね、心配ですね」と言いたいのではないのです。そうではなくて、13節後半、「しかし、最後まで耐え忍ぶ人は救われます。」これをお伝えしたい!どうしても「この世の終わり」と言うと、恐れ、不安が先立つと思います。けれどもイエス様は弟子たちを不安がらせようと思ってこの話をされたのではない。むしろ、励ますためにこれを話されたと思います。23節「わたしは、すべてのことを前もって話しました。」心の準備をさせ、その大変な時代を乗り越えた先に希望がある!イエス様が迎えに来られる!だからその栄光のゴールを目指して、最後まで信仰を持ち通しなさいと!「わたしは世の終りまで、あなたがたと共にいる。」必ず共にいて助ける!支える!だから心配するな、恐れるな!と。この世は滅びても、「私たちの国籍は天にあります」。

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