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炎の聖霊

炎のような舌が分かれて現れ、一人ひとりの上にとどまった。

使徒2:3

1.生かす力
 今日はペンテコステです。イエス様を信じる全ての人に、聖霊様が宿られるようになった事を記念する日です。ところで聖霊様は色々なものに譬えられます。一つは「水」。二つ目は「風(息)」。三つめは「炎」。四つ目は「油」。「水」は流れる。「風」は吹く。「炎」は燃やす。「油」は潤す。それぞれが、全て聖霊様の働きを現わしていると思いますが、どれもエネルギーに満ち、活動力があり、しかも、どれも「生かす力」という感じがします。


2.炎の聖霊
 ペンテコステの日、祈り待ち望んでいた弟子や婦人たちの上には、聖霊様が炎のような姿で一人一人の上に留まりました。炎というぐらいですから、それは燃えている訳です!心の中に、魂の中に、炎を受けた!炎を点火された!今日、皆さんに問いたい事は、「あなたの心の中で、炎は燃えていますか?」という事です。この聖霊の炎が、信仰の炎が、愛の炎が、燃えていますか?勿論、若い人もそうだけれども、むしろ「高齢者」と呼ばれる方にこそ、燃えて欲しい!人生の最後まで、いつまでも燃えていて欲しい!自分もそうありたいと思うのです。体、気力、記憶力は衰えるでしょう。でも、心の炎は燃えている。


3.燃え尽きない炎
 この「炎」は「人間の炎」ではないのです。聖霊の炎、つまり「神の炎」です!人間の炎だったら、やがて燃え尽きるのです。神様はモーセに、燃え尽きない柴の中から語られました。「なぜ柴が燃え尽きないのだろう。」(出エジ3:3)それは神の炎だからです。燃え尽きていた80歳のモーセが神の炎で燃やされ、120歳まで大きな役目を果たし続けたのです。イザヤ40:30、「若者も疲れて力尽き、若い男たちも、つまづき倒れる。しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように、翼を広げて上ることができる。走っても力衰えず、歩いても疲れない。」


4.燃やされるためには
 聖霊の炎が燃やされるためには、①聖霊に祈り求めること。②み言葉のたきぎを心にくべること。③そして、イエス様を人に伝える時、自分の炎が燃えるのです。見た目は静かでも、心の中に、絶えず聖霊の炎がエンジンのように燃えている!そういうクリスチャンでありたい。聖霊の炎で燃やして頂きましょう!

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