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神の御子が共におられる

自分たちと一緒にいるのはイエスだけで、もはやだれも見えなかった。

マルコ9:8

1.本当の姿
 「能ある鷹は爪隠す」と言いますが、皆さんの身近な人でも実はスゴイ人だったという人がいるかも知れません。弟子たちはいつもイエス様と寝食を共にしていました。親しく身近な存在として感じていました。けれども、イエス様の神の御子としての本当の姿を知らなかったのです。今日の場面でイエス様は3人の弟子だけを選び、ご自分の神の御子としての栄光の姿をほんの少しだけ現されました。これでもだいぶ輝きを抑えておられたと思いますが、それでも本当に眩しく真っ白に輝いていました!


2.イエス様だけが
 そして、そこにモーセとエリヤも現れた。旧約時代を代表する、神様の僕です。この光景を見たペテロは気が動転し、「幕屋を三つ作りましょう」と言いました。イエス様、モーセ、エリヤの三人にずっといて欲しいと思ったのでしょうか。けれども、天から声がしました、「これはわたしの愛する子。彼の言うことを聞け。」7節。そしてモーセもエリヤも幻の様に消えてしまった。けれども、消えないお方がいた。それはイエス様!「もはやだれも見えず、ただイエスだけが、自分たちと一緒におられた。」(口語訳)イエス様のその真っ白い輝きも消えて、いつもと同じ親しげなイエス様の姿。けれども、弟子たちは改めて思ったでしょう。いつも当たり前のように自分たちと一緒におられるイエス様は、実は栄光輝く神の御子なのだ!頭では分かっていたつもりだけれども、イヤ、実は全然分かっていなかった。


3.クリスチャンとは
 結局、クリスチャンの信仰っていうのはコレだと思うんです。神の御子イエス様が今も私と一緒におられる、この事を信じてるのがクリスチャンだと思います!ある人が言いました、「キリスト教とは宗教ではなく、キリストそのものだ」と。教えではなく、イエス様そのもの。このイエス様と生きることだ、と。モーセもエリヤも居なくても、頼りがいのある先輩たちがいなくても、イエス様が共におられる!「これはわたしの愛する子。彼の言うことを聞け。」クリスチャンとは何か?イエス様と共に生き、イエス様の言葉に聞いて、従う者です!

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