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聞く耳のある者は聞きなさい

聞く耳のある者は聞きなさい。

マルコ4:9

1.あなたは「聞く」人か
 今日のテーマは「聞く」という事です。ヤコブ1:19にこうあります、「人はだれでも、聞くのに早く、語るのに遅く、怒るのに遅くありなさい。」どうでしょう、もしかしたら人間というのは案外「聞く」事が嫌いな面があるのかも知れません。聞くよりも言いたい、聞くよりも思うままにスグ行動したい。でも、やっぱり「聞く」事は大事だと思います。寝る子は育つ、と言いますが、神のこどもは、聞く子は育つ。人間は、聞く事によって成長すると思います。


2.深く求めるなら
 今日の個所でイエス様は「聞き方にも色々あるけれども、深く聞きなさい。深く求めなさい。」と言っておられるのではないでしょうか。イエス様は小舟の上、つまり海の上にいます。群衆は陸地。陸にいたら海の深さは分かりません。まるでイエス様は「わたしのもとに来なさい。こっちの世界に来なさい」と招いておられるように思います。イエス様は譬え話をされましたが、一度聞いただけではよく分かりません。多くの群衆は諦めて帰ってしまった。けれども、後でイエス様に更に突っ込んで質問する者がいました。更に求めた彼らは、譬え話の意味を教えてもらいました。


3.種と土
 イエス様は種まきの話をされました。「種」というのは御言の事です。確かに種と御言は似てます。種はその小さい一粒の中にものすごい命の力が宿っています。聖書の御言も同じように、一言の言葉の中にものすごい命の力が宿ってる訳です。けれども、種は土の中に入らなければ実を結ばない。同じように、御言の種は、人の心の中に入った時にその命の力が発揮される訳です!創世記を見るなら、人間は土のちりから造られました。だからこうも言えるでしょう。人間というのは御言の種をまかれるための土の畑なんだ、と。御言の種がそこに宿らなければ、いつまでもただの土。そこに御言の種を蒔かれて、本当に命のあるものとなる!


4.豊かな心の畑
 皆さん、願わくは私たちは御言の種を深く受け入れる、土でありましょう!そうするならば、心の畑に多くのキレイな花、豊かな実が結ばれるでしょう!どうぞ「私の御言の聞き方、読み方はどうだろう・・・?」とぜひ考えて下さい。

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