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主が成し遂げられる

万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。

イザヤ37:32

1.敵(悪魔)のあざけり
 待降節の第三週となりました。イザヤの時代、アッスリヤという敵国がユダの国を攻めようとやってきて、ユダの国をあざ笑い、更に神様の事をバカにしました。「お前たちの信じている神など無力だ。私の手から救う事など出来ない」と。今でも悪魔は、色んな事を通して私たちにこのような事を言って来るでしょう。信仰を持たせまいと脅しをかけ、悪魔である私に降参しろ、ひざまづけ、妥協しろ、そうすれば生かしておいてやろう・・・と言ってきます。そんな時は、不安な思い、悔しい思いをありのまま、神様に祈ればいいのです。ヒゼキヤ王も、イザヤに祈ってもらうと共に、自分でも祈りました。37:14~20。


2.敵を滅ぼし、収穫を与える
 その祈りに対する神様の答えが、その後に記されています。30~35節。敵のために種まきも出来なかったけども、やがて出来るようになり、収穫がある。「ユダの家の中の逃れの者、残された者は、下に根を張り、上に実を結ぶ」。神様と御言にしっかり根っこを張って、そして実を結ぶ!繁栄する!「万軍の主の熱心がこれをなし遂げる。」人の業でも熱心でもない。主が、神の民の繁栄を回復される!(これは更に未来の事を預言している訳です。)この後、なんと主の使いによってアッスリヤ軍の18万5千人を打ち滅ぼした、と記されています。36~38節。つまり、人の力によらず、ただ祈りに答えられた、神様の力、神様の熱心によって、敵が滅ぼされたのです。


3.主の熱心が
 「万軍の主の熱心がこれをなし遂げる。」人には無理だと思える、非常に困難に思える、不可能に思える・・・けれども、万軍の主の熱心がこれをなし遂げられる!教会を誰より愛される、主の熱心、神様により頼む者を愛される主の熱心が、これをなし遂げられる!どんな教会でも、元気な時期もあれば、ガクンと落ち込む時期もあります。この時のユダの国は敵に攻められ、種まきさえ出来なかった。けれども教会を愛される主の熱心が、そのままにしておかれない。再び種を蒔けるように強め、そして収穫を与える!「下に根を張り、上に実を結ばせる。」誰の熱心ではない、誰の頑張りではない、「万軍の主の熱心がこれをなし遂げる」のです!

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