top of page

信仰による一致

信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神がご自分を求める者には報いてくださる方であることを、信じなければならないのです。

ヘブル11:6

1.真のディスタンス
 イスラエルの民は、いよいよ「カナンの地」はもう目の前という所に来ました。シナイ山からカナンの地までは徒歩11日の距離ですから、実は決して遠くはないのです。しかし本当の距離とは、信仰によって近くも遠くもなるのです。神様は部族ごとのリーダー12人を、カナンの地の偵察に先に遣わされました。そして彼らは皆に報告しました。①まず、その土地が果物豊富な、まさに乳と蜜の流れる地、非常に素晴らしい土地であるという事。②そして、そこにいる民が非常に強く、町も難攻不落であるという事も正確に報告しました。そのように、現状を正確に把握する事は重要です。大事なのは、その後です。現状はよく分かった。では、その上でどういう決断をするか。特に信仰者として、全知全能の神様を信じる者として、どういう判断をするか、そこが重要です!


2.報告と判断
 1節で神様はこう言われました、「わたしがイスラエルの子らに与えようとしているカナンの地を偵察させよ。」「カナンの地を与える」と約束されている!では12人の代表はどう判断をしたか。“そのとき、カレブがモーセの前で、民を静めて言った。「私たちはぜひとも上って行って、そこを占領しましょう。必ず打ち勝つことができます。」しかし、彼と一緒に上って行った者たちは言った。「あの民のところには攻め上れない。あの民は私たちより強い。」”「できる」「できない」と、意見が真っ二つに分かれたのです。


3.信仰の一歩
 私たちから信仰をとったら、何も残りません。神様を信じ、イエス様を信頼するからクリスチャンなのです!真のカナン「天国」に入れるのも、ただ信仰です。進むべき道に困難が無い訳じゃない。強敵もいる。けれども、敵よりも強い、主を信じて進むのです!神様は何のために、今までたくさんの奇跡を見せて来たのか、体験させてきたのか。神の救いを、神の力を信じさせるためです!人間はどうしてもマイナスにばかり目と心が向きやすい。けれども今までの恵みの経験を踏まえ、神の御言の約束に基づく、信仰の一歩を共に進みましょう!

bottom of page