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全ての人の救いを願う

私の心の願い、彼らのために神にささげる祈りは、彼らの救いです。

ローマ10:1

1.前に向かって
 一か月半ぶりにローマ人への手紙を開きます。多くの人はこの2か月ぐらい時間がフリーズしていた様に感じているかも知れません。けれども、願わくは少しずつ前に向かって、ビジョンを持って、進ませて頂きたいと思います。ところで、改めてパウロはありがたい人だと思います。なぜなら、パウロ自身はイスラエル人ですけども、むしろ外国人・異邦人のために伝道してくれたからです。そのお陰で、その延長で日本にまで福音が伝えられてきた、と言える訳です。じゃあパウロは自分の同胞の民の事はどうでもよかったのかというと、そうではない。むしろ同国人を愛する思いが非常に強かったのです。実はパウロは、いつも自分の祖国の人たちが救われる事を、心に痛みを感じながら願っていたのです。“兄弟たちよ。私の心の願い、彼らのために神にささげる祈りは、彼らの救いです。”どうでしょうか、私たちは日本人の救いをどれくらい願っているでしょうか?


2.救いの方法
 では、どうすれば人は救われるのか。8節「みことばは、あなたの近くにあり、あなたの口にあり、あなたの心にある。」救いの言葉、福音の言葉、信仰の言葉は、何か手の届かない、遠くにあるのではない。近くにある。その信仰の言葉を自分の口で告白する事、それによって救われるのだと、語られています!9節“なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われるからです。”13節“「主の御名を呼び求める者はみな救われる」”


3.知らせなければ
 改めて考えますと、本当に「救い」っていうのはありがたいと思うんです。素直に信じる心さえあれば、何の難しい条件もない。罪がゆるされ、神の子どもとされ、救われる!天国が保障される!まさしく「グッドニュース」なんですね!ところが、たといどんな「良い知らせ」でも、聞いた事が無ければ、その恩恵にあずかれない訳です。だから「救いのグッドニュース」を、まずとにかく教えてあげる必要があるのです!“聞いたことのない方を、どのようにして信じるのでしょうか。宣べ伝える人がいなければ、どのようにして聞くのでしょうか。

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