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救い主は低い心に宿る

母マリアとともにいる 幼子を見、ひれ伏して礼拝した。

マタイ2:11

1.真のクリス・マス
 クリスマスおめでとうございます!特別な年だった今年もこうしてクリスマス礼拝を迎えることができ、本当に感謝です。「クリス・マス」は「キリストのミサ」ですから、イエス様を礼拝する人に本当のクリスマスの恵みが与えられるのです!


2.天体は神様の時計?
 さて、赤ちゃんの姿で来られた神の御子イエス様を最初に礼拝しに来た人たちはまず羊飼い。続いて東の国の博士たち。これはペルシャ(今のイラン)だろうと言われます。昔イスラエルの民はペルシャにやっかいになっていた時がありますので、その時に「やがて、この世に救い主が来られる」という聖書の話を聞いて、信じて待ち望んでいた人達もいたでしょう。そしてこの博士たちは、星を研究する天文学者であろうと言われます。この宇宙全体の星々は、当然、神様のご計画で動いています。という事は、この宇宙の星の動きが「神様のカレンダー、時刻表、計画表」とも言える。私たちの一日や一年も地球の動きで決めています。ちょうどアナログ時計のフタを空けると、小さな歯車が幾つも回っています。それは銀河などの天体の動きにも似ています。宇宙全体が「神様の時計」と言えるかも知れません。この博士たちはいつも星を見ていて、「あれ、何か特別な出来事が近づいている!」と、神様の時刻表に気づいたのです。


3.赤ちゃんイエス様にひれ伏す
 そして大きな輝きに導かれ、そして遂に、赤ちゃんイエス様を見つけました!“見よ。かつて昇るのを見たあの星が、彼らの先に立って進み、ついに幼子のいるところまで来て、その上にとどまった。その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。それから家に入り、母マリアとともにいる幼子を見、ひれ伏して礼拝した。”目の前にいるのは、小さな赤ちゃんです。この博士たちは、この世的に言えば、相当、高い身分でした。その彼らが「この赤ちゃんこそ、この宇宙を造り、時間と歴史を支配しておられる神の御子だ!そのお方が、罪深い私たちを救うために、私たちと同じ姿になって来て下さった!」と、思わずひれ伏して礼拝したのです!この小さな赤ちゃんイエス様を礼拝するためには、この赤ちゃんイエス様よりも自分の頭を低くしないといけません。今日、洗礼を受ける幼子のように、地位も財産も関係なく、自分を素直に低くする者に、救い主は宿られるのです!

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