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旅の中心

会見の天幕、すなわちレビ人の宿営が、これらの宿営の中央にあって進まなければならない。

民数記2:17

1.大勢の神の家族と共に
 先週から民数記を開いています。私たちは「天国」を目指しながら、地上の人生を旅していますが、それは「礼拝の旅」であり、また「戦いの旅」でもあります。そしてこの旅は一人旅ではありません。神の家族たちと一緒に旅する訳です。この民数記の当時、子どもから大人まで約300万人もの人たちが一緒に旅したという訳ですから、想像も出来ないような民族大移動です。そんな大勢が旅する訳ですから、もし一人一人がバラバラだったら、とても一緒に旅など出来ません。


2.秩序と調和の神
 けれども主なる神様は、彼らがまとまって旅が出来るように命令なさいました。神様は本当に「秩序と調和」の神様で、宇宙の天体の動きを観ても、見事に秩序とバランスがとれています。けれども悪魔のする事はバラバラ、メチャクチャ、混沌です。神様は「創造」されますが、悪魔は「破壊」します。原爆など最たる物です。どうでしょう、皆さんのする一つ一つの事も、神様によって導かれるなら、そこに秩序や調和があるでしょう。けれども悪魔に惑わされるなら、無秩序、混沌です。


3.神を中心にした旅
 2章2節「イスラエルの子らは、・・・会見の天幕の周りに、距離をおいて宿営しなければならない。」イスラエルがどこかの場所に宿営する時、幕屋を中心にして、その周り、東西南北に宿営しました。(週報、中面の図を参照)そして、次の場所に移動する時も、6部族と6部族の真ん中に幕屋の器具(レビ族が分解して運ぶ)を配置しました。そのように、彼らが進む時も、留まる時も、常に「神様を中心」としたのです!この幕屋はイエス様の事を示しています!インマヌエル「神われらと共にいます」。どうでしょう、あなたは神様を中心にして「人生」という旅を歩んで居られますか?「神様を中心に生きる」と口で言う事は簡単です。でも具体的に、現実的に、実際的に、神様を中心にして人生を生きているでしょうか?まず、あなたの心の中で、イエス様が中心ですか、それとも自分が中心ですか?あなたの家庭の中で、イエス様が中心ですか?私たちの教会の中心は、イエス様になっているでしょうか?イエス様が中心なら、その旅は大丈夫です!

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