１．お母さんのような聖霊
　三位一体の聖霊様は、ちょうどお母さんのような神様だと感じます。なぜなら、神の子ども、つまりクリスチャンを産んで、育てる方だからです。私たちも罪を悔い改めてイエス様を救い主として受け入れた時、聖霊様が宿って神の子どもとされた訳です！15節、（「アバ」は幼児のお父さんの呼び方）“あなたがたは、人を再び恐怖に陥れる、奴隷の霊を受けたのではなく、子とする御霊を受けたのです。この御霊によって、私たちは「アバ、父」と叫びます。”


２．教え育てる聖霊
　聖霊様によって神の子どもとして生まれたら、次は成長していく訳です。これも聖霊様がお母さんのように育ててくれる訳です。お母さんというのは、一から十まで子どもに教えます。歩き方、ご飯の食べ方、絵本を読み言葉を教え、また危険な事を教えます。手取り足取りお世話し、病気になれば、つきっきりで看病します。聖霊様も、神の子どもとして生まれた私たちを、一つ一つ教え、育てようとして下さるのです！神の子どもとしてこの世を生きていく中で、どう生きればいいのか、どう祈ればいいのか、聖書の御言をどう毎日にあてはめればいいのか。迷う時、悩む時、悪魔に誘惑される時、どの道に歩めばいいのか、一つ一つ教え、一歩一歩、育てて下さる。だから聖霊様が教えようとする事をよく聞かなければいけません。14節“神の御霊に導かれる人はみな、神の子どもです。”26節“御霊も、弱い私たちを助けて下さいます。”


３．長男イエスを目標に
　そうやって聖霊様は私たちを育てて下さるのですが、私たちは何を目指して成長していくかというと、イエス様のようになる事を目標としている訳です。29節、“神はあらかじめ知っておられる者たちを、更に御子のかたちに似たものとしようとして、あらかじめ定めて下さった。それは、御子を多くの兄弟の中で長子とならせるためであった。”（口語訳）イエス様は神の子どもの長男であり、お手本であり、目標です。聖霊様の導きに聞きながら歩む時、一歩ずつイエス様に似たものに聖霊様が育てて下さるのです！