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30年分の感謝

わたしのこれらのことばを聞いて、それを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人にたとえることができます。雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家を襲っても、家は倒れませんでした。

マタイ7:24~25

1.創立30周年
 教会創立30周年を覚え、今週は「過去の恵みに感謝」し、来週は「未来に信仰を持つ」、そういうメッセージをお伝えします。この教会は1985年に開拓が始まり、1990年に教団の教会となりました。私も30年分、知ってる訳ではありませんが、18年間は少し知っています。前はお隣りの東京教会にいたからです。


2.嵐の多い教会
 そのような鎌倉深沢教会の正直な印象としては、「なんか、いつも問題やトラブルが起きてる教会だなあ」という印象でした。私が知っているのは氷山の一角に過ぎないでしょう。その中で最も印象的だったのは岩田先生が倒れられた時の事です。牧師が突然、不在となり、教区の牧師が交代で午後からの礼拝説教に来ました。私も来させて頂きましたが、少し早めに来て玄関から入ると、すぐ左のテーブルで信徒の皆さんだけで成人クラスをしておられました!それを見て「この教会は大変な状況にありながらも、今までと変わらずみ言葉を学んでいる!そして午後からになったけれども、礼拝を変わらず守り続けている!」と感動を覚えました。


3.倒れない理由
 今日の聖書箇所の通りです。この30年間、この教会には何回もの嵐が、ピンチが、試練が押し寄せて来ました。けれども、この教会は30年間、倒れなかった!なぜですか?理由がここにある、「岩の上に土台が据えられていたからです」!どんな嵐が襲ってきた時も、このイエス様を礼拝し続けて来た!だからこの30年間、守られて来たんじゃないですか?人生には必ず嵐がやってきます。今は世界中に嵐が吹いています。あなたの土台は何ですか?口先の模範解答は要りません。もし岩でないものを土台にしているなら、エライ事になります。これまで数々の嵐の中も、私たち神の家族の信仰と交わりが守られ、微力ながらの伝道が小さな実を結んできたのは、イエス様のお陰です!その30年分の感謝を、イエス様にささげましょう!そしてこれからもイエス様を本気で礼拝し、御言を聞くだけでなく、実行するなら、つまり岩を土台とするなら、この先、どんな嵐が来ても、この教会は決して倒れないのです!

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