静かな、愛の救い主
彼は叫ぶことなく、声をあげることなく、その声をちまたに聞こえさせず、また傷ついた葦を折ることなく、ほのぐらい灯心を消すことなく、真実をもって道をしめす。
イザヤ42:2~3(口語訳)
1.主を待ち望むアドベント
今年2022年もクリスマスを待ち望むアドベントを迎えました。イザヤ書はご降誕より700年も前に書かれましたが、イエス様のことが詳しく預言されています。1節“「見よ。わたしが支えるわたしのしもべ、わたしの心が喜ぶ、わたしの選んだ者。わたしは彼の上にわたしの霊を授け、彼は国々にさばきを行う。」”この預言通り、イエス様が洗礼を受けた時、父の声があり、聖霊が降られました。そして2節“「彼は叫ばず、言い争わず、通りでその声を聞かせない。」”よく選挙の時、色んな候補者が選挙カーに乗って、大音量で自分の名前を叫びます。でも、本当の救い主はそんな事はしません。イエス様は大きな馬に乗って仰々しいパレードもしない。ご降誕された時も、本当に静かに馬小屋で生まれました。救い主として活動される時も、自分の前でラッパを吹くような事はしない。奇跡を行っても、「誰にも言ってはならない」と口止めする。まるで「わたしが救い主であるかどうか、自分で確かめ、自分で信じ、自分の口で告白しなさい」と言っておられるかのようです。
2.人間の弱さを知る救い主
そして3節“「傷んだ葦を折ることもなく、くすぶる灯芯を消すこともなく・・・」”葦というのは川の周りに生えていて、ちょうど大人の背の高さぐらいです。人間はこの葦のように、とても弱い。ちょっとした事でもスグ折れてしまう。まして傷ついている葦はもっと折れやすい。けれども、イエス様はそんな葦のような人間の弱さをよくご存じで、私たちが「痛い、苦しい、悲しい」と泣いている時に、その辛さを知って、私たちを優しく愛して、救ってくださり、癒してくださり、助けてくださる救い主なのです。「くすぶる灯心を消すこともなく。」これも同様です。
3.神の国を完成される救い主
そして「真実をもって道をしめす。彼は衰えず、落胆せず、ついに道を地に確立する。」(口語)この救い主は、神の国の福音を語るだけでなく、十字架で救いの道を開かれ、神の御国を遂に実現なさる!その完成の時が近づいています!どうぞ、この救い主を崇め、そして家族や友人に知らせ、御国を待ち望みましょう!
