真の牧者
わたしは、彼らを牧する一人の牧者、わたしのしもべダビデを起こす。彼は彼らを養い、その牧者となる。
エゼキエル34:23
1.エルサレムは滅びたが
前回の18章から34章まで跳びましたが、この間に遂にエルサレムの町は完全に滅ぼされてしまいました。民は「本当に自分たちは神様から捨てられた」と、失望のどん底にいたでしょう。けれども「神であるわたしはあなたがたを愛していないのではない。悔い改めて、生きて欲しいのだ」と言っておられると思います。18章で語られていた事と同じ事が、更に強く33章で語られています。“わたしは決して悪しき者の死を喜ばない。悪しき者がその道から立ち返り、生きることを喜ぶ。立ち返れ。悪の道から立ち返れ。イスラエルの家よ、なぜ、あなたがたは死のうとするのか。”
2.真の牧者
そして34章では「真の牧者」が与えられる事が約束されています。イスラエルが堕落してしまった大きな原因は、彼らを正しい道に導く牧者がいなかった事です。けれども「教会」は不思議と滅びません。教会が初めて誕生したのは2000年前ですが、それから今日に至るまで、勿論、素晴らしい牧者もいたでしょうが足りない牧者もいた筈です。また教会は世界で多くの迫害に会って来ました。それなのに教会は滅びない。なぜか。それはイエス様という真の牧者がおられるからです!11~16節。“わたしがわたしの羊を飼い、わたしが彼らを憩わせる”23~24節。“わたしは、彼らを牧する一人の牧者、わたしの僕ダビデを起こす。”これは、この時から約600年後に、神の御子イエス・キリストを地上に送られる事の預言です。それによって、キリスト教会が出来た。イエス様は教会の救い主であり、そして教会の真の牧者として今も働いておられるのです。
3.教会は滅びない
確かに、教会の歩みというのは、一見、人間がやってるように見えますが、実はイエス様が聖霊を通して導いておられます。ですから、この先、キリスト教会はどうなるんだろうか、と心配する必要はありません。極論すれば、牧師が一人もいなくなっても、イエス様がいなくなる訳じゃないのです!真の大牧者イエス様が教会を牧しておられるんですから。イエス様がいて、聖書があり、そしてイエス様を信じるクリスチャンがいるなら、それが教会です!教会は滅びません。31節。
