兄弟・・・支え合うもの
見よ。なんという幸せ なんという楽しさだろう。 兄弟たちが一つになって ともに生きることは。
詩篇133:1
1.エドム人とイスラエル人
オバデヤ書は旧約聖書の中で最も短い書です。時期は、ユダの国がバビロンに滅 ぼされた後で、語った対象は、ユダでもイスラエルでもなく、エドムの民でした。このエドム人というのは、エサウの子孫です。アブラハムの息子がイサク。その妻リベカとの間に双子の息子、エサウとヤコブが生れました。エサウの子孫がエドム人、ヤコブの子孫がイスラエル人。ですからエドム人とイスラエル人は兄弟です。 双子というのは普通の兄弟よりも仲がいいイメージがあります。ところが、この エサウとヤコブは母の胎にいた時から対立的で、以来1500年も対立してきました。
2.兄弟を捨てる者
申命記23:7 には、イスラエルに対してこう命じられています。“あなたはエドム人を忌み嫌ってはならない。これはあなたの兄弟だからである。”しかしエドム人の方はイスラエルを憎み続け、イスラエルがその罪のためにバビ ロンに攻撃された時には、なんとバビロンと一緒になってイスラエルを攻撃したのです。本来であれば、兄弟の民が敵に攻撃されているのだから、助けたり、かばうべきであるのに、「ざまー見ろ」と喜んで、敵と共に略奪したのです。神様はこれを思い罪とみなされ、5年後にはエドム人もバビロンによって滅ぼされました。10~15 節、“おまえの兄弟、ヤコブへの暴虐のために、恥がおまえをおおい、おまえは永遠に断たれる。・・・おまえの報いは、おまえの頭上に帰る。・・・”
3.神の兄弟姉妹
私たちクリスチャンは、お互いを「兄弟、姉妹」と呼びます。同じ神様の子どもとされた者だからです。その神の家族でも「赦せない、好きになれない、苦手だ」と思う人がいるかも知れません。エペソ4:32“互いに親切にし、優しい心で赦し合いなさい。神も、キリストにおいてあなたがたを赦してくださったのです。”けれども、皆さんがよくお互いに声をかけたり、訪ねたり、心配したり、祈っている姿は本当に素晴らしいと思います。 今、本当に世界が、憎み合い、争い合い時代にある。だからこそ尚更、私たち神の兄弟姉妹が、普通に、自然に、愛し合い、支え合い、祈り合う事は本当に意味があると思います。ますます、そのように歩みましょう。
