なぜ泣いているのですか
イエスは彼女に言われた。「なぜ泣いているのですか。だれを捜しているのですか。」
ヨハネ20:15
1.イースターおめでとう!
今日の題のように、皆さんも色々な事で泣く事があると思います。もし皆さんの「心」が、今何かで泣いているとしたら、なぜ泣いているのでしょうか?実はイエス様も泣いていたんですね。先週は、受難週の聖書箇所でした。大人の礼拝では“わたしは悲しみのあまり死ぬほどです。”という御言でした。子ども礼拝では“わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか。”だから実はイエス様が誰よりも泣いていたのです。だから、泣いている私たちの悲しみも分かってくださるのです。
2.復活の主
マグダラのマリアさんも泣いていました。最も愛してるイエス様を失ったから、死んでしまったから。イエス様は、父なる神様の愛を失って泣き、マリアさんはイエス様を失って泣いていた。「死」というのは悲しいですね。なぜなら愛する人にもう会えなくなってしまう。そして「罪」は悲しい。愛する人との間を隔ててしまう。「罪」も「死」も、人と人をバラバラにしてしまう、悲しいものです。けれども、イエス様はその「罪」と「死」を全て引き受けて、ヨミに降り、「罪」と「死」に打ち勝った!そして、よみがえられた!だから、マリアさんに姿を現され、「なぜ泣いているのですか?」と聞きました。マリアさんは、「だれかが私の主を取って行きました」と。だからイエス様は、「マリア」と呼び、ふり返らせました。「ほら、わたしだよ!ここにいるよ!いなくなってないよ!よみがえったよ!もう泣かなくていいんだよ!」と。
3.もはや泣くことは無い
皆さん、イエス様は、究極的な意味で「なぜ泣いているのか」と言われる方です!つまり、私たち人間から、涙を、泣く事を、全く無くして下さる方という事です!最後に黙示録の言葉を読みましょう。天国の事が書いてあります。21:4、“神は彼らの目から涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、
悲しみも、叫び声も、苦しみもない。以前のものが過ぎ去ったからである。”今、皆さんは泣く事があるかも知れません。しかし神様のご計画は、イエス様の復活によって、私たちの全ての涙と悲しみを永遠にぬぐい去る事なのです!