１．キリストを知らない多くの人
　今日は日曜ですから、こうして教会に神の家族が集まる訳ですが、普段、皆さんが行く職場や学校、あるいはご近所の中でクリスチャンは何人いるでしょうか？私たちクリスチャンは日本では貴重な存在です。逆に言うと、一般の人は聖書の事もイエス様の事も、知らない人は全然知らないのです。皆さん、クリスチャンは「珍しい人だ。ちょっと変わってる」と思われてもいいんです。何にも思われないのが一番よくない。隠れキリシタンにならないで、自分がクリスチャンである事、自分が何を信じてるのか、少しでも証しして下さい。そして案外、悪くは思われないのです。なぜなら相手を大切だと思うからこそ、大事な宝物であるイエス様を知らせたいと思う訳ですから。それが伝わります。


２．キリストを知らせる香り
　多くの人は聖書の事も、イエス様の事も、クリスチャンの存在も殆ど知らない。だからこそ、イエス様は私たちを用いて、「キリストを知る知識の香り」を至る所、住んでいる地域、職場、習い事の集まり、そして私たちの家族・親族の中に放って下さる。結婚式のフラワーガールのように。それが全てのクリスチャンのこの世に置かれている役割です。逆に言えば、もしこの世から、聖書とクリスチャンが無くなったら、人々はイエス様について知る事が出来ないのです。皆さんもかつて自分の周りに誰かクリスチャンがいたからこそ、その人を通してイエス様を知ったのではないでしょうか。正に「キリストを知らせる香り」です。


３．神様が力をくださる
　3：3にはこうも書いてあります。「あなたがたが･･･キリストの手紙である」。私たちが思う以上に、私たちの周りの人はクリスチャンである私たちを見ている、読んでいる。「クリスチャンってどういう人だろう？クリスチャンが信じてるキリストってどんな人だろう？この人の生き方にどんな影響を与えてるんだろう？」そう言うと「なんと責任の重たい事か」と思うでしょう。自分の力で出来ません。3：5、6（口語訳）、“わたしたちのこうした力は、神からきている。神は私たちに力を与えて、新しい契約に使える者とされたのである。”神様が力を与え、用いて下さるのです！