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クリスチャンの覚悟

あなたがたは今日、敵との戦いに臨もうとしている。弱気になってはならない。恐れてはならない。うろたえてはならない。彼らのことでおおのいてはならない。あなたがたの神、主があなたがたとともに行って、あなたがたのために敵と戦い、あなたがたに勝利を得させてくださるからである。

申命記20:3~4

1.命がけ
 題の通り、イエス様の後についていく、という事は、本来、覚悟が必要な訳です。この時のイスラエルの民は、まさにこれからカナンの地に入り、偶像礼拝をする民と戦わねばならなかった訳ですから、文字通り「命がけの覚悟」が必要でした。今の日本にいる私たちは、「命がけ」と言われてもピンと来ないかも知れません。「命がけ」という場面が、現実にあまり無い訳です。けれども他の国では、クリスチャンになる事は、死ぬ覚悟をしなければならない国が幾つもあります。私たちの中で、イエス様のために命懸けで信仰しているという人はいるでしょうか?私たちは一体、どの程度の覚悟でクリスチャンをしているのでしょうか?


2.覚悟はあるのか
 旧約の時代、戦いに行く場合、当然「死ぬ覚悟」が要ります。逆に言うなら、死ぬ覚悟の無い者は戦いに出るな、という事です。5~9節を見ますと、新しい家を建てたり、新しいブドウ畑を作ったり、婚約をしたばかりの者は、おうちに帰れ、と。そこに未練があるようでは、とても戦う事など出来ないからです。また「恐れて弱気になっている者はいないか。」そういう者は家に帰れ。臆病風が仲間にうつるから、と。恐れが伝染するから。去年、私が心配したのは「コロナ」ではありません。世界中の教会が「コロナ」で恐れてしまうんじゃないか、信仰が弱ってしまうんじゃないか、と心配でした。


3.「恐れ」に勝つ秘訣
 私たちは殺し合う戦争はしない。けれども信仰の戦い、伝道の戦いがある訳です!戦う者もいるし、戦わない者もいます。そして、やはり覚悟や決心がいる訳です!“だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負って、わたしに従って来なさい。自分のいのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしのためにいのちを失う者はそれを見出すのです。”(マタイ16:24)1~4節。結局、最大の敵は、「恐れ」です!「恐れ」に勝つ秘訣は何か?主が私と共におられる!そして勝利を与えてくださる!この信仰を持つことです!

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