１．人生という旅
　私たちの人生というものは、まさに「旅」だと思います。一人旅か、誰かと一緒に行く旅か、楽しい旅か、不安だらけの旅か。私は以前、韓国に行きました。教団の研修旅行で行ったのです。けれども現地に辿り着くまでは非常に不安でした。仲間もガイドもおらず、たった一人で、言葉も通じない、文字も読めない国に行かねばならず、孤独と不安はマックスでした。


２．暗闇の中の十字架
　けれども、タクシーの窓から外を見た時、夜の暗闇の中に教会の真っ赤な十字架の光が幾つも幾つも見えました。その時、本当にホッとしたのですね！その時、この御言が響いてきました、“「恐れるな。わたしはあなたと共にいる。」”まるでイエス様がこう語っているようでした「お前がどこに行っても、日本を遠く離れた場所、言葉も人も、右も左も全く分からない所で一人ぼっちの時も、頼れる人が一人もいない不安な時も、恐れるな。わたしはあなたと共にいる。あなたは決して一人ではない。真っ暗闇の中でも、ほら見ろ、わたしは光っている。あなたを照らしている。あなたを守り、支えている。その証拠にホラ、無事に辿り着いたではないか。何度でも言おう、恐れるな、わたしはあなたと共にいる。」


３．主が共にいる旅
　私たちは人生と言う「旅」をしています。旅には恐れや不安がいっぱいあります。人生の色んな場面で、まるで自分一人ぼっちのような、外国人になったような孤独を感じる事もあるでしょう。誰も本当の自分を分かってくれない。周りについていけない。置いてきぼりだ。これから先、明日をどっちに進んでいけばいいのか、右も左も分からない。先の事が不安で、あらゆる事が心配でたまらない・・・。けれども、主は言われます、“恐れるな。わたしはあなたとともにいる。”あなたがイエス様を心に受け入れたのなら、イエス様は人生のどの場面でもいつも共におられます。そして、私たちがどんなに恐れようが、心配しようが、ちゃんと行くべきところに辿り着くのです！私たちの人生の旅は、確かに色々あって結構大変です。けれども、孤独な一人旅ではない、＜主が共にいる旅＞なのです！