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平和への道

ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、脅すことをせず、正しくさばかれる方にお任せになった。

Ⅰペテロ2:23

1.終戦の日
 今日15日は終戦の日(76年)です。毎年、この時期は改めて「平和」について考え、そして聖書の御言はどう言っているのか、という事をお話しています。小さな意味では、私たちの身近な関係での平和。大きな意味では、世界の平和。いずれも大事なポイントは、真のさばき主は、父なる神様である、という事です!人間が裁くのではない、自分が裁くのではない、という事です。


2.正しくさばかれる方に
まず18~20節。「不当な苦しみ」普通に考えると酷い話ですが、けれども、その全てを神様が見ておられる、という意識、信仰を持っている。そして、その不当な苦しみを「耐え忍んでいる」時に神様に喜ばれる。箴言16:32“怒りを遅くする者は勇士にまさり、自分の霊を治める者は町を攻め取る者にまさる。”そしてイエス様ご自身が、その手本を示されたと言うのです。21~23節。“ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、脅すことをせず、”悪者に抵抗してもしょうがないから泣き寝入りしなさい、という事ではありません。“正しくさばかれる方にお任せになった。”イエス様ご自身は、彼らを罰しない。むしろ赦したい。けれども、赦すも裁くも、全ての人の「心」をご覧になられ、その上で正しいさばきをされる、父なる神様にお任せになった。もし世界中の人が、「悪に対して、私が裁く。私が報復する」と言っていたら、それこそ戦争は終わらないでしょう。けれども自分でやり返すのでなく、全人類を正しくさばかれる神様にお任せするなら争いは止みます。そして赦すなら、平安が与えられます。


3.主に任せて
 今、世界中で色んな悪が行われています。終わりの時代は悪魔が世の中の表でも裏でも働いていますし、悪魔と一緒になって神様に逆らう人達もいます。けれども神様はその全ての罪、悪に対して、正しいさばきをされるのです!勿論、悪魔は滅ぼされても、人間はどんな罪人も悔い改めて救われて欲しいと願います。私たちはとりなして祈る事が出来ます。全てを正しくさばかれる神様にお任せし、耐え忍び、主の豊かな報いを期待しましょう!

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