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死は勝利にのまれた

しかし、神に感謝します。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。

Ⅰコリント15:57

1.復活の章
 先週に続き15章から「復活のメッセージ」をお伝えします。15章は正に「復活」の章です。長いページを割いて、「復活」について繰り返し、繰り返し教えています。それくらい、全ての人にとって「復活の希望」が何より重要だからでしょう!人生において、この「復活」を信じているか、いないかで、全く違う訳です。


2.ある先生
 今から18年前ですが、長野の塩尻教会の高田先生という方が天に召されました。いつもニコニコして賛美の素晴らしい先生でした。ある時、病気で突然、余命3ヶ月と宣告されました。皆さんだったらどうですか?「あなたの命は後3ヶ月です」と言われたら。先生の年齢は56歳でした。ある先生がお見舞いされ、「先生、先に天国で待っていて下さい」と言われた時、「ハイ、分かりました」と答えられたそうです。奥様いわく「近づく死を前にして、あせらず、嫌がらず、その杯を受け、静かに落ち着いて、神様を見上げておられた」そうです。自分が死んで、そして天国に行くという事をしっかり受け止めて、覚悟して、臨まれたのです。外泊許可が出て最後の礼拝の御用をされた時には、天国の事を語られたそうです。そして主を賛美された…、本当に天国の確信があるからこそ、自然に御言と賛美が溢れてくるのでしょう。


3.死の勝利はどこにもない
自分の地上の命がもうすぐ終わるという時に、なんという落ち着き、なんという平安だろうか。後の全ての心配も、主にお任せしている。それはやっぱり、イエス様が特別な平安を与えて下さる、という事なのでしょう。そして賛美が出てくる、正にこの御言が響きます。“死は勝利に呑み込まれた。死よ、おまえの勝利はどこにあるのか。”全ての人は死ぬ。だから「死」はまるで人類を打ち負かしているように思います。ところがどっこい、「死」に大勝利を収めた方がいる、それがイエス様です!それこそ最後の時っていうのは、イエス様が天国で待っていて下さる姿が見えるんだと思います。他にも、先に天国で待っていてくれる方々がたくさんいます!これは本当に心強いですね!主を仰ぎ、天国の心備えをして歩みましょう!

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