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献げる恵み

この奉仕の務めは、聖徒たちの欠乏を満たすだけではなく、神に対する多くの感謝を通してますます豊かになるからです。

Ⅱコリント9:12

1.世界食糧デー
 今日は「世界食糧デー」を覚えています。現在の飢餓人口は、世界人口72億人のうちの8億人、つまり9人に1人が飢餓状態です。そして1分毎に17人が飢餓で亡くなっているそうです。そう考えますと、毎日食べられて、おやつまで食べる私たちは、何もしない訳にはいかないと思います。今日の箇所はパウロが献金について勧めている箇所です。この時、エルサレムの教会の信徒たちはが非常に貧しくなっていました。迫害が厳しかったからなのか。そこでエルサレム教会を助けるよう、パウロは色んな教会に献金を依頼しました。


2.献げる喜び
 ところで皆さんにとって「献金」というものは、喜びでしょうか?それとも、その逆でしょうか?これは信仰の大事なポイントです。献げることに喜びと感謝を感じるようになると、信仰生活はいよいよ恵まれるのです。まずここで、マケドニアの教会の例が挙げられています。8:1~5。実はマケドニアの教会もかなり貧しかった、けれども喜んで献げた。その理由は、“聖徒たちを支える奉仕の恵みにあずかりたい”と心から願ったからです。エルサレムの教会の人たちを支えたい、自分たちの献金が少しでも主の役に立ち、教会の役にたつならぜひ用いて欲しい、と思ったのです。その原点はイエス様です。9節、“あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです。”


3.あらゆる恵みが溢れる
 次に9章を見ますと、献げれば献げる程、与えれば与える程、恵みが更に豊かになると言われています。これは献金に限りません。トラクトを配る、愛を与える・・・ちょうど、畑の種蒔きと同じ原則です、と。
7節、“神は、喜んで与える人を愛してくださるのです。”
9節、“彼は貧しい人に惜しみなく分け与えた。彼の義は永遠にとどまる”
10~15節、与えれば与える程、ますます豊かになり、感謝が溢れる。
どうぞ、分に応じて、献げる喜びを、ますます味わって頂きたいと願います!

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