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真の神を探し求める

しかしそこから、あなたがたがあなたの神、主を探し求め、心を尽くし、いのちを尽くして求めるとき、あなたは主にお会いする。

申命記4:29

1.最大の罪
 遂にイスラエルの民はカナンの地に入る訳ですが、その前にモーセが遺言のように語ったのがこの書です。申命記には「再び律法を述べる」という意味がります。さて、十戒の中で一番最初に言われている、一番大事な戒めは何でしょうか?5章に、“あなたには、わたし以外に、ほかの神があってはならない。”続いて、“あなたは自分のために偶像を造ってはならない。”なぜそんなに神様は偶像礼拝を嫌がられるのでしょう?夫婦のどちらかがもし不倫をしたら、夫婦という契約関係は壊れます。神様との契約関係も同じです。偶像を礼拝して神様を裏切るなら、神様との契約関係はもう終わり、救いも永遠の命も無しです!ですから偶像礼拝は、神様との関係を破壊する恐ろしい罪です!


2.なぜ偶像礼拝をするのか
 そもそも、なぜ人間は偶像を作ってしまうのだろうか?それは、目に見えない神様、姿かたちのない神様を信じる、あてにする、という事が、心細く感じるからかも知れません。偶像とはまさに、人間の「心」が作り出す訳です。「不安な心」が偶像を作り出し、また「人間の欲望、願望」が、自分に都合のいい偶像を作り出す。人間の弱い心が、偶像を作るのです!でも、だからこそ、「十分に気をつけなさい」と警告されています。15~19節。皆さん、正直どうですか?神様を信じていると言いながらも、目に見えない神様を実際どれくらい信頼して、あてにしてますか?それよりも目に見える、形ある、何かに頼ろう、と思うかも知れません。偶像礼拝の誘惑は、現代も同じなのです。


3.そこから立ち帰るなら
 現代人の偶像の一つは「IT技術」でしょう。IT技術で出来ない事は何もない、更に進歩すれば、神のようになれる・・・そう思ってるんじゃないでしょうか?けれども、もしそこから、偶像から立ち帰るなら、まだ救われる!29~30節“しかしそこから、あなたがたがあなたの神、主を探し求め、心を尽くし、いのちを尽くして求めるとき、あなたは主にお会いする。”現代人も、今の苦しみの中から、もし本心に立ち帰るなら、真の神様を求めるなら救われる!神様はその事を願っておられる!今年の御言の通りです!

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