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聖霊が教えて下さる

私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神からの霊を受けました。それで私たちは、神が私たちに恵みとして与えてくださったものを知るのです。

Ⅰコリント2:12

1.聖霊は教える
 先週はペンテコステで、エゼキエル書47章から「聖霊は私たちを生かす」という内容でした。今日はコリントの手紙に戻りますが、やはり聖霊のことです。内容を一言で言うと、「聖霊は私たちを教える」という事です。何を教えるのか、聖霊は私たちに、神の知恵、神の真理、神の奥義を教えられるのです!その「奥義」とは「イエス様による救いの計画」。この宇宙を造る前から計画されていた、「イエス様を中心とした神の国計画」です!聖霊様は、それを私たちに一つ一つ教えてくださるのです!逆に言うと、聖霊様に教えてもらわないと分かりません。


2.聖書の鍵を開ける
 パウロはコリントに来る前、アテネの人たちを理論で説得しようと試みましたが、ダメでした。(その時の事が使徒17:16~に書いてあります。)そこでパウロはコリントでは、単純にイエス様の十字架を語り、聖霊が目を開かせてくれることに委ねました。そしてコリントの人たちは救われたのです。福音やイエス様の十字架の意味、また聖書のどの部分でも、初めて読む人、聞く人には、本当の意味はスグには理解できないでしょう。ある意味、聖書は最初は鍵がかかっています。その鍵はイエス様であり、それを分からせるのが聖霊です。


3.恵みを知る
 そしてスゴイ事が書いてあります。9、10節。「まだ見ず、まだ聞かず」。聖書に書かれている事は、およそ人の思いや考えをはるかに越えた事。けれども、それを「神は、神を愛する者たちに備えてくださった。」聖霊は、聖書の事、神様の事、イエス様の事、真理を知りたい、と求める人には教えたいと願っておられます。「求めよ、そうすれば与えられるであろう。」例えるなら、ジグソーパズルのようです。一つ一つ真理が分かって行き、やがて神様のご計画の全体が見えてきます。いかがでしょうか、神の知恵を、真理を、奥義を知りたいでしょうか?「聖霊様、どうか私に御言の真理を教えて下さい」と求めましょう。また愛する方のためにとりなして祈りましょう、「どうか救いの真理をあの人に教えて下さい」と!

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