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良きおとづれを伝える

エルサレムに良い知らせを伝える者よ、力の限り声をあげよ。声をあげよ。恐れるな。

イザヤ40:9

1.人はみな草のよう
 今年も早いもので、クリスマスを待ち望む待降節(アドベント)に入りました。旧約時代の人たちは救い主が来られるのをずっと待ち望んでいました。そして新約時代の私たちは、イエス様が再び見える姿で来られる「再臨」を待ち望んでいます。アドベントの時期はイザヤ書を開きます。主は言われます、6節「叫べ」。人々に告げなさいと。ではなんと叫ぶのか。“人はみな草のよう。その栄えはみな野の花のようだ。”と語りなさい。本当に人生というものは、草花のようにはかない。一時、花のようにパッと華やかに栄える時があるかも知れない。国の栄枯盛衰もそうかも知れません。けれども、あっという間に花はしぼむ。“草はしおれ、花は散る。まことに民は草だ。”そう叫べと。オリンピックもありましたが、人類は今年も一時の栄えを求めて過ごしてきたのでしょうか。


2.神のことばは永遠
 “しかし、私たちの神のことばは永遠に立つ。”草や花のような、はかない私たち人間ですが、もしそこに「永遠の神の言葉」によって命を与えられたら、どうでしょうか?それはちょうど、モーセが見た「燃える柴」のように、いつまでも燃え尽きず、輝き続ける!“わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。”


3.クリスマスの良い知らせを
 だとするならば、草や花のような人間に、永遠の命を吹き込み、輝きを与える、「良い知らせ」を届けなければなりません。9節「高い山にのぼれ」。そして“力の限り声をあげよ。声をあげよ。恐れるな。ユダの町々に言え。「見よ、あなたがたの神を。」”と。ご自分の家族、親族、友人にクリスマスカードや、何かの本をプレゼントするには最適の時期です!10節。やがて、間もなくイエス様が再び来られます。人類の歴史もまた草や花のように、やがて終わりが来ます。主が世を治められる。その時、一人一人に報いを与えられます。そして11節は、再臨されたイエス様によって迎えられた天国の様子のようです。“草はしおれ、花は散る。しかし、私たちの神のことばは永遠に立つ。”どうぞ愛する方々に、クリスマスの手紙を届けて下さい!

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