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確かな聖霊様のプレゼント

女性

 私は鎌倉生まれの鎌倉育ちです。弟がいます。小さい頃から落ちこぼれのいじめられっ子で、いつも母には何かと怒られていました。両親はお酒が好きで、夜は晩酌の中、片付けは私がやっていました。高校は何とか希望校のミッションスクールに入れて卒業したもののキリスト教や聖書とは何かを考えたことはなく、横道に逸れながら生きていました。

 そんな中で死とは何かということについてはノイローゼになるほど考える日々でした。仕事は定職には就けず、なぜ働くのか、生きる意味もわからず、借金をし、心はいつもうつろ状態でした。母とのいさかいの後、刑務所に入ったり、精神病院に入院したり、二度の結婚をしたりと、様々な経験を経て、母の死をきっかけに鎌倉に戻りました。大事な母を亡くし、どうやって生きていけばいいかわからなくなり、薬を大量に飲んで自殺未遂をしました。死ぬのも怖い、生きるのも怖いという鬱状態に陥ってしまいました。

 私はとにかく恐怖心から逃れたい思いで鎌倉深沢教会に駆け込みました。聖書に親しむ会で学ぶ中で、イエス様を信じたい思いで洗礼を受けました。

「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」ヨハネの福音書14章6節

 受洗後、罪の意識が余計に大きくなっていき、体調を崩しましたが、2年間の入院生活の中で霊と体が癒されました。ヨハネの福音書の8章に姦淫の女性が出てきてイエス様が「わたしもあなたを罰しない。お帰りなさい。今後はもう罪を犯さないように」と言ったところと、7つの悪霊を追い出してもらったマグダラのマリアを自分に重ねました。

 イエス様を信じてから恐怖心が取り去られ、薬には頼っていますが、精神的な落ち着きが与えられ、目の前が輝くようになりました。働くことが好きになり、落ち込みすぎなくなり、生きていることが楽しいと思えるようになりました。こんな私をイエス様は探し出してくださったこと、本当に感謝です。洗礼から時間は経ちましたが、聖霊様のプレゼントが確かだということもわかりました。神様に嘘はありません。家族や仲良くしている人、お世話になっている人も、イエス様によって救われてほしいというのが今の願いです。これからも私の天に昇るまでの人生がどうなっていくのかわかりませんが、主に委ねるしかにないというのが今の気持ちです。深沢に戻ってこられて、深沢教会のメンバーになれて、神様に本当に感謝しています。

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