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主のみわざを見る

「恐れてはならない。しっかり立って、今日あなたがたのために行われる主の救いを見なさい。」

出エジプト記14:13

1.遂に解放
 今朝も出エジプト記を開きます。モーセがエジプトのファラオの元に神様から遣わされ「神の民イスラエルを奴隷から解放しなさい。真の神を礼拝させなさい」と言ったけれども、簡単には手放しません。そこで神様は、多くの災いをエジプトに下し、最後にはエジプトの家の長子の命を取るという災いを下されました。その時、子羊の血を家の入口に塗ったイスラエルの家は、その災いから守られました。この子羊の血というのは、イエス様の十字架による血を示しています。ファラオも流石にダメージを受けて、神様に降参してイスラエル人を解放しました。


2.過越しの祭り
 神様はこの事をずっと記念として覚えよと言われました。それが「過越の祭り」です。今の私たちに当てはめると、これは聖餐式です。葡萄酒とパンを食べて、イエス様が私たちの救いのために血を流して下さった事を忘れないように記念しなさいと、イエス様は言われました。なぜなら、一番大事な事だからです!


3.主のみわざを見る!
 さて、そうしてエジプトから脱出しましたが、神様はわざわざ回り道をさせられました。どういう事かと言うと、神様はイスラエルの民を「逃げられない道」に導かれたのです。人間は困難や怖い事にぶつかると、すぐ「逃げよう」と考えます。だから神様は人間を、逃げたくても逃げられない、八方ふさがりの状態に追い込まれるのです。「もう神様に頼るしかないっ」という信仰を引き出すためです!イスラエルの民も窮地に立たされました。後ろからエジプトの軍勢が追ってくる。でも前は紅海の海。しかしモーセは言いました、“「恐れてはならない。しっかり立って、今日あなたがたのために行われる主の救いを見なさい。・・・主があなたがたのために戦われるのだ。あなたがたは、ただ黙っていなさい。」”この場面を読む時、いつも思う事は、これをおとぎ話や昔話のようにに読んではいけない。今の現代でも、神様は同じような事をして下さると、信じないと意味が無い!本当に八方塞がりの時、閉じ込められ、追い詰められ、どこにも行き場が無いようなピンチの時、思いがけない所に「道」が開かれる!敵を退けられる!道の無い所に道を開かれる、神を信じて進みましょう!

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