top of page

海の上を歩かれる主

しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われた。そして、彼らのいる舟に乗り込まれると、風はやんだ。

マルコ6:50・51

1.無理やり舟に
 今の時期、若い人は遊園地に行く人も多いでしょう。私は遊園地の激しい乗り物は苦手ですが、今日の弟子たちは、それどころじゃない大変な目に会いました。「私はこんな舟に絶対乗りたくない」と思いましたが、45節を見ると「イエスは弟子たちを無理やり舟に乗り込ませ…」とあります。神様というお方は「絶対に乗りたくない」と思うような試練の舟にわざわざ乗り込ませる時があります。弟子たちは夕方から朝の4時まで、一晩中、大波に苦しみました。もし皆さんがそんな舟に乗っていたらどうされるでしょうか?勿論、出来る限りの事をするでしょう。12弟子のうち、少なくとも4人は漁師です。でもあまりに嵐が激しく、いつまでも止まないので、もう精も根も尽き果て、もうダメだと思った。その時、イエス様が彼らの所に近づいて来られた!48節。


2.嵐の意味
 皆さんにもそういう嵐の様な、逆風の様な試練がある事でしょう。結構、順調な人生だと思っていたら、急に嵐。神様がわざわざそうされている。何のために?それは私たちの力の限界を思い知らせるためかも知れません。ある意味、この嵐というのは神様と人間の対決なんですね。けれども、精も根も尽き果て、もはや自分に頼る事を止めた時、イエス様は近づいて来られます!ちょうど夜明け頃。朝にならない夜はない。太陽の光が差して来るように、イエス様の救いの光が差してきた!しかもイエス様は、弟子たちが嵐で悩んでいるのもちゃんと知っておられたし、その間も祈っておられた訳です。救いの手を差し伸べる「時」タイミングを待っておられたのです。


3.あなたの舟に主を迎える
 イエス様はなんと海の上を歩いて来られた。弟子たちがさんざん悩まされてきたこの波を、踏みつけて来られた!イエス様の力は嵐など超越しているのです。イエス様はあなたを救おうと近づいて来ておられるのです。スグそばまで。でも、あなたはまだ恐れ、疑っているかも知れません。イエス様に本当に救う力があるのだろうかと。まだ自分の力を試さなければ気が済まないでしょうか?あなたの舟にイエス様を迎え入れる事です!全面的にイエス様に信頼する事です!

bottom of page