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兄弟をさばくか、受け入れるか

神の栄光のために、キリストがあなたがたを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに受け入れ合いなさい。

ローマ15:7

1.人を受け入れられるか
 人間が成長するという事は色んな人を受け入れられるようになる、という事でもあるでしょう。クリスチャンの成長、教会の成長もそうかも知れません。神の家族同士は最も重要な部分で一致しています。それは「皆、同じ父なる神様の子ども」そして「同じイエス様を信じて救われた」という事です!だから最も大事な事で一致している。けれども小さな考え方の違いで、互いを受け入れない事があります。


2.さばいてはならない
 まず14章1~4節を読んでみましょう。“信仰の弱い人を受け入れなさい。”信仰の強い人というのは、例えば信仰年数も長く、聖書の事もよく分かっていて、イエス様に対する、揺るがない信仰を持ってる人。逆に、信仰の弱い人というのは、まだ信仰を持ち始めたばかりだったり、み言葉をまだ心に深く握っていなかったり、あるいは恐れやすい、心配しやすい人。当時、偶像に備えられた肉が売っていた。あるクリスチャン達は「そんなものを食べたら自分が汚れる」と思って食べなかった。でも、信仰の強いクリスチャンはそんなこと気にしません。偶像に何の力も無い事を知っているからです。でも強い人が「そんなの気にするな」と言っても、その人は気にするのです。ここで一番大事な事は「互いに、さばいてはならない」という事です。“食べる人は食べない人を見下してはいけないし、食べない人も食べる人をさばいてはいけません。神がその人を受け入れてくださったのです。”3節“それなのに、あなたはどうして、自分の兄弟をさばくのですか。”10節本当に私たちは、人をさばき易い、人を責めやすい。自分の物差しで人を計り、「あの人はおかしい」と言い易い。こういう事は幾らでもあります。


3.主は受け入れて下さった
 では、どうすれば一つになる事が出来るのでしょうか。15章5~7節、“どうか、忍耐と励ましの神があなたがたに、キリスト・イエスにふさわしく、互いに同じ思いを抱かせてくださいますように。・・・ですから、神の栄光のために、キリストがあなたがたを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに受け入れ合いなさい。”

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