top of page

未来を見る

主はモーセに言われた。「このアバリム山に登り、わたしがイスラエルの子らに与えた地を見よ。」

民数記27:12

1.世代交代
 民数記も大詰めです。長かった旅も終わりに近づき、新しい時代が近づいていました。ここで神様はモーセに20歳以上の男子の数をもう一度数えるよう命じられました。民数記の一番最初でも、神様は数えるように言われました。つまり、この40年でヨシュアとカレブ以外の不信仰だった者たちは、皆、荒野で死んで、その子どもたちの世代に完全に世代交代をした訳です。ですからもう一度数えたのです。つまりイスラエルの民は新しくなった。新しい時代となった。クリスチャン二世の時代になった。プラスに考えるなら、非常に未来を感じ、将来を感じます。これから先も神様を信じる信仰が受け継がれていく、希望ある未来を見ます。


2.そびゆるピスガの山の高嶺より
 さて、この未来あるイスラエルの民の新しい舞台、新しい生活の拠点、すなわちカナンの地を、神様はモーセに見せて下さいました、27:12。モーセがこのアバリム山脈の頂上(ピスガ)から、約束の地・カナンを見渡した時、どんな思いだったでしょう?そこにイスラエルの未来を感じた事でしょう!実はモーセはこの時、神様に「お前はカナンの地に足を踏み入れる事は出来ない。お前の役割はここで終わりだ。後は後継者のヨシュアにバトンタッチするのだ」と言われます。人情的には当然、一緒に行きたかったでしょう。それでもモーセは満足だったと思います。なぜなら、この山頂から神様が与えて下さる、約束の地を見れた!そしてそこに土地だけでなく、イスラエルの未来が見えた訳です!


3.未来を見る
 いかがでしょう、皆さんもこの教会の素晴らしい未来を見たいと願うでしょう。いや、この教会だけでなく、世界中の神の家族の未来、教会の将来、それはもはやこの世ではなく、天の御国に集められる姿かも知れません。27:12、「イスラエルの子らに与えた地を見よ」という言葉には、あなたがたの未来を見なさい!信仰を持ちなさい!ヴィジョンを持ちなさい!・・・そんな意味が含まれていると思います。ルカ12:32、“恐れるな、小さい群れよ。御国を下さることは、あなたがたの父のみこころなのである。”(口語)どうぞ、主によって、信仰によって未来を見せて頂きましょう!

bottom of page