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真の神を認める

神の、目に見えない性質、すなわち神の永遠の力と神性は、世界が創造されたときから被造物を通して知られ、はっきりと認められる”

ローマ1:20

1.真の神の御存在
 ローマ書を開いています。「信じるは救われる」という事ですが、何はともあれ、まず真の神様の存在を認めなければ、何も始まりません。世の中には「私は無神論者です」という人がいるかも知れませんが、パウロは「真の神の存在は、誰にでも明らかに分かる筈だ」と言っています。18~20節。確かに、神様は私たちの「この目」には見えません。けれども神様の存在は、神様が造られた宇宙や自然にハッキリと現されています。誰でも、心を静かにしてよーく考えてみるならば、真の神様がおられるという事は分かる筈なのです。


2.宇宙のデザイナー
 小さな花一つ見ても、バランスのとれた見事なデザインです。なぜ「花」というまとまった形ある物が存在しているのか?何者かがデザインしなければ存在する筈がないのです。一羽の鳥もそうです。デザインが美しいだけではなく、完璧に機能的で無駄が無いのです。空を見てもスゴイですね。なぜ空はきれいなブルーなのか。それが夕方になると、今度は見事に赤くなる。夜はただ真っ暗ではなく、月や星が夜空を飾っている。勝手に、たまたまそうなったのでしょうか?そもそもなぜ人間が存在しているのか?何十億年もの時間をかけて自然に誕生したなんて、何の説明にもなっていません。何の意味も無く存在しているものなんて一つもないのです。目的があって、真の神様が存在させたのです。


3.知識の初め
 そう考える時、「神がいない」と考える方が無理があります。実は「私は神を信じない」という人は、信じられないのではなく、あえて認めようとしないのです。“彼らは神を知っていながら、神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その鈍い心は暗くなったのです。”その結果、糸の切れた凧のように、ただ堕ちるしかない。人間は、神様を認めればこそ、自分は何者か、存在意義や生きる意味も分かるのです。箴言1:7“主を恐れることは知識の初め。”人間は賢くなったのでしょうか?真の神様を認めない事は、最も愚かな事です。逆に、真の神様をおそれ敬う事は、知識の初め、知恵の根本、それこそが人間として賢く本来の生き方なのです!

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