主の恵みを思い出す
あなたがたが切り出された岩、掘り出された穴に目を留めよ。
イザヤ51:1
1.雨の日も、冬の日もある
イザヤ書の後半は、ユダの国がバビロンに滅ぼされてしまう、そして多くの人がバビロンに捕虜とされてしまう事を預言しています。その事が実現した時、多くの人が失望したでしょう。「神様は自分達を見捨てられた。愛されなくなった」と。私たちは本当に、目の前の状況を見て振り回されやすい者です。人生には、晴れの日も、雨の日もある。あるいは暖かい春もあれば、寒さ厳しい冬の時期もある。けれども、「神のなされる事は皆その時にかなって美しい。」「神が全てのことを働かせて益として下さる。」という信仰に立てるなら、全ての状況を前向きに受け止め、いちいち神様を疑って恐れる必要はない筈です。勿論、簡単ではありません。
2.原点を思い出す
そんな彼らに主が語られました、“あなたがたが切り出された岩、掘り出された穴に目を留めよ。”これはあなたがたの原点を思い出しなさい、という事です。“あなたがたの父アブラハムと、あなたがたを産んだサラのことを考えてみよ。わたしが彼一人を呼び出し、彼を祝福し、彼を増やしたのだ。”イスラエルの始まりは、アブラハムという、たった一人から始まった訳です。元々アブラハムは、カルデヤのウルという、今のイラクの方に住んでいたんですね。その町の人はみんな月を拝む人達でした。ですから、真の神様とは程遠い町の一人を選んで、本当の神様を信じる信仰を与えた。それから待って待って、やっと最初の子孫イサクが与えられた。アブラハム100歳、サラ90歳。普通ではないですね。神様の方法は普通じゃない場合も多い。そうして、どんどん増えていった訳です。自分の信仰の原点を思い出す事は非常に重要です。なぜなら、いかに大きな神様の恵みを受けて今の自分があるか、という事を思い出すからです!
3.慰めと喜び
つまり神様は何がおっしゃりたいのか。産み育てた我が子をそんな簡単に忘れる訳がないだろう、という事です。3節“まことに、主はシオンを慰め、その全ての廃墟を慰めて、その荒野をエデンのようにし、その砂漠を主の園のようにする。そこには楽しみと喜びがあり、感謝と歌声がある。”主の愛と祝福を信じ、期待し、待ち望みましょう!
