弱さを知っておられる主
しかし、わたしはあなたのために、あなたの信仰がなくならないように 祈りました。
ルカ 22:32
1.私たちは弱い
人間というのは弱いものです。その事をよくよく覚えておかなければならないと思います。というのは、しばしばその事を忘れて調子に乗る事があるからです。ペテロもそうでした。今日の箇所はいつも心に留まります。それは、ペテロの弱さが自分と重なるからかも知れません。
2.弱さを知っておられる
いよいよイエス様が十字架に架かられる時が近づいてきました。最後の晩餐の時、ペテロは“「主よ。あなたとご一緒なら、牢であろうと、死であろうと、覚悟はできております。」”と言いました。ところがイエス様はこう言われました、“「ペテロ、あなたに言っておきます。今日、鶏が鳴くまでに、あなたは三度わたしを知らないと言います。」”この箇所は本来、非常に悲しい場面です。けれども私はこの箇所を読んで、非常にありがたさを 感じました。と言うのは、イエス様はペテロの弱さを知っておられる、という事です。 ペテロがイエス様を「知らない」と言ってしまった事は、残念な事です。しかし、ペテロにそう いう弱さがあるのは「事実」です。その弱さをイエス様はご存知でいながら、なおペテロを愛しておられ、弟子として選んでおられる事に変わりはないのです。
3.弱さが用いられる
そのように自分の事を知ってもらっている、という事は非常に心安いものです。例えば、夫婦も 何十年も一緒に生きていれば、お互いの長所も短所も知り尽くしている。そのように相手が自分を 知ってくれているというのは、ある意味、非常に気が楽です。恰好つけなくていい訳ですから。 ましてや家族以上に、皆さん一人一人の事を最もよく知っておられるのがイエス様です! この 大変な終わりの時代にあって、「どこまでもイエス様について行きます!」と言えるだろうか、いや自分はそんなに強くない・・・けれどもイエス様はそれもご存じです。そしてこう言われる、“しかし、わたしはあなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈った。”(口語) そして、イエス様は私たちの弱さを知っておられるだけではない。 “ですから、あなたは立ち 直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。” やがて必ず立ち直る!強くされる! その事も知っておられるのです。 そして自分の弱さを知っているからこそ、同じように弱さをもつ兄弟たち を励まし、力づける事ができる。 ある本に書いてありました「人の弱さ、痛み、失敗の経験こそ が最も誰かのために役に立ち、主に用いられる」と。私たちの事をよくよくご存知のイエス様に、安心してお任せして、ついていきましょう!
