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見上げるべき方

御子は神の栄光の輝き、また神の本質の完全な現れであり、その力ある みことばによって万物を保っておられます。 御子は罪のきよめを成し遂げ、 いと高き所で、大いなる方の右の座に着かれました。

ヘブル1:3

1.ヘブル人クリスチャンのため
 今日からしばらく新約のヘブル書を開きます。「ヘブル人」とは、ユダヤ人の別称です。つまりこの手紙は、クリスチャンになったユダヤ人に向けて書かれました。クリスチャンになって喜んでいましたが、ローマ帝国の迫害の中、信仰が弱まり、昔のユダヤ教に戻ろうとする者がいました。そんなユダヤ人クリスチャン達の信仰を、もう一度揺るぎないものにするために書かれたのがこの手紙です。

2.御使いより勝る方
 イエス様を天使と同列に考える者もいたかも知れませんが、イエス様は天使とは比べものにならない偉大な方である事を強調しています。4~6節。イエス様は神様の実の子、神の家の主(あるじ)。天使はただの召使い。7~9節。天使はある時は「風」や「炎」として用いられるが、用いられる道具と用いる方とどちらが偉大か。イエス様は王様。また創造者であり、勝利者。黙示録19:10“私は御使いの足もとにひれ伏して、礼拝しようとした。すると、御使いは私に言った。『いけません。私はあなたや、イエスの証しを堅く保っている、あなたの兄弟たちと同じしもべです。神を礼拝しなさい。』”礼拝すべき方は、父なる神様とイエス様と聖霊様だけです。しかし人間というものは、ちょっとでも優れたものや、力あるものや、賢いもの、美しいものを見ると、心を奪われ、崇めたくなります。人間っていうのは、偶像を持ちたい、作りたい性質があると思います。「推し活」も行き過ぎれば偶像です。

3.見上げるべき方
 “御子は神の栄光の輝き、また神の本質の完全な現れであり、その力あるみことばによって万物を保っておられます。”イエス様の内には、父なる神様のご性質が全て現れている訳です。そして何より、私たちを罪と滅びとから救う救い主であります。この世にどんなに素晴らしいものがあっても、それは神ではない。どんなにあなたがお世話になったり、恩人みたいな人がいたとしても、その人が救い主ではない。私たちが見上げるべき方、礼拝すべき方は、イエス様だけなのです!

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