すべてに感謝
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
Ⅰテサロニケ5:16~18
1.告別礼拝
今日は、先に天に帰られました愛する姉妹の告別礼拝とさせて頂いています。姉妹がホームに入られてから、いつも言っておられたのは、「皆と一緒にまた礼拝をしたい」という事でした。ですからその願い通り、礼拝の日にお別れの時をもつ事が最もふさわしいと思いました。天国の姉妹と共に礼拝したいと思います。
2.愛唱聖句
さて、今日のみ言葉ですが、これは姉妹が一番好きな聖書のみ言葉です。姉妹に会った方であればお分かりになる通り、とても元気で明るいご性格です。お見舞いに行ったつもりが、こちらが元気づけられて帰ってきます。それは持って生まれたご性格もあると思いますが、じゃあ姉妹がいつも喜べるような、すべて感謝できるような人生の出来事ばかりだったかと言うと、むしろ逆だったと言えるでしょう。息子さんの一人に先立たれ、ご自身も大病を患われました。泣こうと思えば、いつでも泣ける。嘆こうと思えば、いつでも嘆ける。けれども姉妹は、意識して主に感謝しようとしておられた!信仰によって感謝しようとしておられた!姉妹がいつも感謝しておられた事は、
① まず70歳という歳でイエス様に出会い、救われた事。
② 教会の仲間、神の家族たちとの交わりがある事。
③ 息子さんが近くにいて、良くしてくれる事。「感謝しかないんです」と言っておられました。
寂しさも、痛みも、思うようにならない歯がゆさも、勿論あったでしょう。けれどもそれ以上に、天国の希望と、救いの喜びと、感謝の方が勝っていた!いや、むしろそちらの方に、気持ちを向けようとしていたのだと思います。
3.天国での再会を待ち望みつつ
また姉妹はいつも週報を読みながら、会えなくても私たちのために祈ってくれていました。いつも私たちに、祈りと、喜びと、感謝を伝えてくれた、姉妹の信仰にならいつつ、天国で、イエス様のもとで再会する、その日を待ち望みましょう!