top of page

御霊によって生きる

この川が入るところでは、すべてのものが生きる。

エゼキエル47:9

1.聖霊は生かし続ける
 今日は聖霊降臨日です。この日以来、聖霊が一人一人のクリスチャンに宿られるようになりました。聖霊のお働きを一言で言うと、「私たちを生かす」「いのちを与える」ことです!そして「いのちを与える」というのは一回限りの事ではない。生かされ続け、いのちが注がれ続ける。体で言うなら、呼吸をし続ける。心臓は動き続ける。血液は体中を流れ続ける。ですから聖霊は、川の流れの様です。エゼキエル書は聖霊について特に記された書ですが、47章では「神殿から流れる川」に例えています。9節“この川が入るところでは、すべてのものが生きる。”


2.生かされているか
 ここからが今日のポイントですが、皆さん、ご自分の内側を見て「いやー、私はあまりクリスチャンとして生き生きしていない、コロナ禍になってから特に元気がない、いのちに溢れていない」と思う部分があるでしょうか。もし、そうだとするなら、その部分は、聖霊の川の流れが悪い所、つまっている所。12節を見ると、“川のほとりには、こちら側にもあちら側にも、あらゆる果樹が生長し、その葉も枯れず、実も絶えることがなく、毎月、新しい実をつける。その水が聖所から流れ出ているからである。”川のほとりに、果樹が実を結んでいる。ここで新約聖書に行きまして、ガラテヤ5:22をお開きください。ここに聖霊がクリスチャンの心に結ばせる御霊の実が記されています。九つの実があります。最初の三つは、神様との関係、次の三つは、隣人との関係、最後の三つが、自分自身に対する実。これを読みながら、自分の中でどの実が小さいか・・・そして、その実が小さいと思うなら、求めればいいのです!そのための聖霊ですから!


3.聖霊の結ばせる実
①「愛、喜び、平安」。神様に愛されてる実感が乏しい。喜ぶどころか、いつも嘆いている。そして平安が無い、いつも不安だ。そうだとするなら、祈り求めましょう!心のその部分に、私たちを生かす、聖霊の水の流れが注ぐように!
②「寛容、親切、善意」。人に対して寛容どころか、すぐ責めてしまいますか。
③「誠実、柔和、自制」。「誠実」は「忠実」、「柔和」は「謙そん」とも。主人の言うことをよく聞くロバの子のようです。全てのクリスチャンが、こんな時代にありながらも、生き生き生かされる事を祈ります!聖霊がしてくださいます!

bottom of page