top of page

死からの復活~復活の希望~

今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。

Ⅰコリント15:20

1.復活の希望
 最近なぜか、昔の事が懐かしくてしょうがないのです。先日、25年前の結婚式のビデオを見ました。今はもう地上にいない、天国に行かれている方々が何人も映っているのです。「どうして人生には別れがあるのか。皆ずっと一緒に居られればいいのに」と思います。そういう皆さんと、天国で集まる!私たちには「天国の希望」「再会の希望」「復活の希望」がある訳ですね!


2.希望がないと
 ところがコリントの教会では、イエス様の復活はかろうじて信じても、信者の復活は信じない人たちがいました。12~19節。一般の人には、そういう考えの人はいっぱいいます。「人間、死んだら終わり。無になるんだ」と。無理もありません。なぜなら、人間にとって、「死」というものの力が余りにも大きいから。「死」には絶対勝てない。どんなに人間が進歩しても「死」だけはどうにもできない。キリストさんだろうがお釈迦さんだろうが、「死」だけは諦めるしかない、と考える。そうすると、32節のような考えになってしまう。“もし死者がよみがえらないのなら、「食べたり飲んだりしようではないか。どうせ、明日は死ぬのだから」。”


3.皆で集まる日
 ところが、しかし、“今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。”ポイントは「初穂」という事です!「初穂」というのは文字通り、最初の収穫。そこからどんどん収穫されていく!イエス様は、復活の最初!“アダムにあってすべての人が死んでいるように、キリストにあってすべての人が生かされるのです。”26節。イエス様は「死」に打ち勝って復活されたけれども、最後には「死」そのものを完全に滅ぼす、消し去る!つまり、もう誰も死なない。別れや「さよなら」のない世界!「神の国」「天国」は、そういう国です!もう一度、17~20節を読んでみましょう。私たちはイエス様の後に続いて、よみがえるのです!しっかりイエス様という「いのちのブドウの木」につながって、皆で集まる日を楽しみに待ちましょう!

bottom of page