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​罪について
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ねえ、フカエルさん。

罪についてくわしく教えて。

 

アダムさんとエバさんは神様とのだいじな命の約束をやぶって、罪を犯してしまいました。


食べてはいけないと言われていた「善悪を知る木」から、取って食べてしまったのです。

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これは単なるつまみ食い程度のことではありません。
『これからは、絶対的な基準である神様から離れて、自分勝手に善し悪しを決める』ということです。


つまり、生みの親である神様に背を向けるということ、これは実はものすごく恐ろしいことなのです。

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この罪のちからと、その影響力・伝染力はどんな病気よりもはるかに恐ろしく、その後、生まれてきたすべての人間をひとり残らず死んで滅びるものにしてしまったのです。

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すべての子孫に罪が?!
でもさ、人間ってそんなに悪い人ばかりじゃないと思うよ。

 

たしかに人間同士で比べるなら、比較的、善良と思える人もいるでしょう。


けれども、きよい神様の光の前に人間が照らされるとき、罪が無いと言える人がひとりでもいるでしょうか?
天使である私も、神様の前には顔を覆わなければならないほどです。

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聖書がいう罪とは「的はずれ」という意味です。
これは神様という的からはずれているということ、つまりまことの神様から離れて、自分中心に生きることです。

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人間を造られた神様を、あがめず、うやまわず、無視して生きるのは、人間の根本的な罪なのです。

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本来人間は、神様からの命と愛を受けて幸せに生きるよう造られたのに、命の源である神様から切り離されてしまったら、どうなるでしょう?

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当然、死んでしまいます。
それは体が死ぬだけでなく、霊も死ぬ(=地獄に落とされる)ということです。
だって人間はもともと、体と霊を与えられて造られたのですから。

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罪の報酬は死です。(ローマ6:23)

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えーっ!

だったら、最初から人間が神様に背かないように造ればよかったんじゃないの?

 

神様は、人間を自由意志をもつものとして造られたのです。
ロボットのようにプログラムや命令通りに動いても、心と心を通わせる関係にはならないですから。

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神様は人間に、みずからの意志で神様に従う道を選んでほしかったのです。


でも、人間はその自由意志をもって神様に背くほうを選んでしまいました。

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そうかぁ・・・。
人間はどうなっちゃうのかな?

 

神様は、ご自身に背いた人間を見捨てることなく、救いの道を用意してくださいました。

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次回はイエス・キリストについてのお話です!

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